お知らせ
ニュースレターを発行いたしました(2020年度第1号)
投稿者
hakobune
投稿日
2020-05-14 07:23
閲覧数
916
皆様のお祈りとご支援に支えられて、ノアの箱船記念館が運営されております事心より感謝致します。
振り返ってみますと、2019年には非常に多くの方にご来館を頂きました。2020年5月現在、新型コロナウイルスの影響で閉館をしておりますが、事態が終息しました時点で、開館させて頂きたく思います。今回はニュースレターを発行させて頂きましたので、添付のPDFファイルをダウンロードしてお読みいただけましたら幸いです。
ニュースレターのダウンロードはこちら>>>Noah News Letter 202005
画像が読めない方は、以下よりお読み頂けます】
最後の1本、そして次の一手。
新型コロナウイルスの出現で世界は一変してしまいました。ノアの箱船記念館もしばらくの間、閉館を余儀なくされてしまいました。しかし、その間に、普段できなかった敷地の草刈りやメンテナンスを少しずつですが行うことができました。
ノアの箱船記念館がある創愛キリスト教会の敷地(8,000坪)には、ノアの箱船の実際の大きさが入る敷地があります。堀越先生のビジョンであり、創愛キリスト教会・ノアの箱船記念館のビジョンでもあるノアの箱船のモニュメント作成のために確保している土地です。その4隅には、3年前、堀越暢治館長が闘病中に病室で作ってくださっていた竹製の旗が立っています。「今は、自分は病室に居て何もできないが、元気になったら、これを立てに行く」と仰りながら作っておられた旗です。あれから3年、最後の旗を交換しました。20余本を病室で作ってくださいましたが、3年間の間に強風の故に折れたり、太陽に晒され色があせたりしたために、その都度交換して参りました。奥様である堀越葉満名誉館長は「次は私が旗を作ります。もっと大きくで風になびく旗を!」と意気込んでおられます。ノアの箱船記念館の運営委員会でも、いつかはノアの箱船の実物大のモニュメントの製作を祈っております。その前段階としてノアの箱船の実物大の大きさを歩いて実感できるように「ノアの歩道(三重県には熊野古道という神道の巡礼道があり、それに対抗して?!)」の造成を急いでいます。実物大のノアの箱船の大きさの歩道を歩いてもらいながら、要所には聖書の説明やノアの箱船についての説明パネルを設置して、クリスチャンは勿論、地域の方々も歩道を散歩しながら、聖書の 事やノアの箱船や洪水について知って頂きたいと思っております。まずは今年は調査と計画の年としたいと思います。
堀越館長が残して下さった旗は、鈴鹿山脈から吹き下ろす「鈴鹿おろし」になびき、艶やかなオレンジ色を見せてくれています。そして、私たちには次の一手に向かって進むように語りかけてくれているように感じます。「ビジョンさえあれば、創造主がなしてくださる」堀越館長の生前の言葉を思い出しながら、2020年度もノアの箱船記念館は前進してまいります。皆様のお祈りをお願い致します。
神の名の再検討の旅2ー韓国の「ハナニム」採択に日本が与えた影響
新館長として就任した宮崎牧師は引き続き、日本の宣教における「神の名の再検討」の研究を進めています。昨年夏、土着神の名ではなく唯一なお方を表す「ハナニム」を選択した韓国教会の背景を探るために、韓国ソウルを訪れました。その時の続報をお知らせしたいと思います。
韓国でも宣教当初は土着神である「ハヌルニム(天の方)」をキリスト教会も使っていました。しかし、なぜ韓国は「ハナニム」という言葉を採択したのでしょうか。韓国滞在時、ある方に推薦されて購入した「再孝する初代韓国教会史(다시 쓰는 초대 한국교회사)」という本を読むと「神の名」において日本が与えた影響が見えて来ました。韓国がハヌルニム(土着神の名前)からハナニムを選択するまでの過程で、隣国日本の『神』や中国の『上帝』の使用について研究がなされました。著作の中で「日本にしろ、中国にしろ、汎神論的な背景の言葉の中から翻訳をし言葉を採択した為、どうしても聖書が語ろうとする主を十分に伝えきれずに宣教に失敗した」とする文章がありました。韓国では「ハナニム」を採択する際に隣国の「神の名の使用」を反面教師としたようです。韓国では、その研究を受けて実際に1878年に出版された聖書では「ハヌルニム(天の方/土着神)」と訳されていた部分も1883年からは「ハナニム」に置き換えられ、以後、韓国のプロテスタントでは「ハナニム」が統一して使用される事となりました。「ハナニム」の採択から130余年経った2020年、韓国では「ハナニム」という言葉は聖書の語る唯一な方を示し、例え未信者であっても聖書の主を連想できる単語となりました。当初は「ハナニム」という造語に反感もありましたが、韓国に存在する言語の中には聖書の主を十分に表現する言葉が見つからなかったことから、信仰の先輩たちは苦心し、祈り、「ハナニム」を選び取りました。日本も聖書の改訂版が近年、多く出版されています。その中で、各表現についての検討も非常に大切ですが、「神」という名についても多くの研究がなされる事を祈り、願っています。(次回は日本の聖書翻訳史)
お知らせー記念館の電話番号変更のお知らせ他
現在まで記念館の専用の電話回線を開設しておりましたが、経費削減の為、2020年6月より創愛キリスト教会の電話番号と統一されます。(5月末まで) 059-323-1065 ▶︎ (6月より) 059-321-2773 へ変更
またニュースレターもデジタルでの発行も行って参ります。Emailアドレスをお持ちの方にはEmailにて送付させて頂きます。引き続き、郵便でのニュースレター発行をご希望の方には郵送させて頂きます。
振り返ってみますと、2019年には非常に多くの方にご来館を頂きました。2020年5月現在、新型コロナウイルスの影響で閉館をしておりますが、事態が終息しました時点で、開館させて頂きたく思います。今回はニュースレターを発行させて頂きましたので、添付のPDFファイルをダウンロードしてお読みいただけましたら幸いです。
ニュースレターのダウンロードはこちら>>>Noah News Letter 202005
画像が読めない方は、以下よりお読み頂けます】
最後の1本、そして次の一手。
新型コロナウイルスの出現で世界は一変してしまいました。ノアの箱船記念館もしばらくの間、閉館を余儀なくされてしまいました。しかし、その間に、普段できなかった敷地の草刈りやメンテナンスを少しずつですが行うことができました。
ノアの箱船記念館がある創愛キリスト教会の敷地(8,000坪)には、ノアの箱船の実際の大きさが入る敷地があります。堀越先生のビジョンであり、創愛キリスト教会・ノアの箱船記念館のビジョンでもあるノアの箱船のモニュメント作成のために確保している土地です。その4隅には、3年前、堀越暢治館長が闘病中に病室で作ってくださっていた竹製の旗が立っています。「今は、自分は病室に居て何もできないが、元気になったら、これを立てに行く」と仰りながら作っておられた旗です。あれから3年、最後の旗を交換しました。20余本を病室で作ってくださいましたが、3年間の間に強風の故に折れたり、太陽に晒され色があせたりしたために、その都度交換して参りました。奥様である堀越葉満名誉館長は「次は私が旗を作ります。もっと大きくで風になびく旗を!」と意気込んでおられます。ノアの箱船記念館の運営委員会でも、いつかはノアの箱船の実物大のモニュメントの製作を祈っております。その前段階としてノアの箱船の実物大の大きさを歩いて実感できるように「ノアの歩道(三重県には熊野古道という神道の巡礼道があり、それに対抗して?!)」の造成を急いでいます。実物大のノアの箱船の大きさの歩道を歩いてもらいながら、要所には聖書の説明やノアの箱船についての説明パネルを設置して、クリスチャンは勿論、地域の方々も歩道を散歩しながら、聖書の 事やノアの箱船や洪水について知って頂きたいと思っております。まずは今年は調査と計画の年としたいと思います。
堀越館長が残して下さった旗は、鈴鹿山脈から吹き下ろす「鈴鹿おろし」になびき、艶やかなオレンジ色を見せてくれています。そして、私たちには次の一手に向かって進むように語りかけてくれているように感じます。「ビジョンさえあれば、創造主がなしてくださる」堀越館長の生前の言葉を思い出しながら、2020年度もノアの箱船記念館は前進してまいります。皆様のお祈りをお願い致します。
神の名の再検討の旅2ー韓国の「ハナニム」採択に日本が与えた影響
新館長として就任した宮崎牧師は引き続き、日本の宣教における「神の名の再検討」の研究を進めています。昨年夏、土着神の名ではなく唯一なお方を表す「ハナニム」を選択した韓国教会の背景を探るために、韓国ソウルを訪れました。その時の続報をお知らせしたいと思います。
韓国でも宣教当初は土着神である「ハヌルニム(天の方)」をキリスト教会も使っていました。しかし、なぜ韓国は「ハナニム」という言葉を採択したのでしょうか。韓国滞在時、ある方に推薦されて購入した「再孝する初代韓国教会史(다시 쓰는 초대 한국교회사)」という本を読むと「神の名」において日本が与えた影響が見えて来ました。韓国がハヌルニム(土着神の名前)からハナニムを選択するまでの過程で、隣国日本の『神』や中国の『上帝』の使用について研究がなされました。著作の中で「日本にしろ、中国にしろ、汎神論的な背景の言葉の中から翻訳をし言葉を採択した為、どうしても聖書が語ろうとする主を十分に伝えきれずに宣教に失敗した」とする文章がありました。韓国では「ハナニム」を採択する際に隣国の「神の名の使用」を反面教師としたようです。韓国では、その研究を受けて実際に1878年に出版された聖書では「ハヌルニム(天の方/土着神)」と訳されていた部分も1883年からは「ハナニム」に置き換えられ、以後、韓国のプロテスタントでは「ハナニム」が統一して使用される事となりました。「ハナニム」の採択から130余年経った2020年、韓国では「ハナニム」という言葉は聖書の語る唯一な方を示し、例え未信者であっても聖書の主を連想できる単語となりました。当初は「ハナニム」という造語に反感もありましたが、韓国に存在する言語の中には聖書の主を十分に表現する言葉が見つからなかったことから、信仰の先輩たちは苦心し、祈り、「ハナニム」を選び取りました。日本も聖書の改訂版が近年、多く出版されています。その中で、各表現についての検討も非常に大切ですが、「神」という名についても多くの研究がなされる事を祈り、願っています。(次回は日本の聖書翻訳史)
お知らせー記念館の電話番号変更のお知らせ他
現在まで記念館の専用の電話回線を開設しておりましたが、経費削減の為、2020年6月より創愛キリスト教会の電話番号と統一されます。(5月末まで) 059-323-1065 ▶︎ (6月より) 059-321-2773 へ変更
またニュースレターもデジタルでの発行も行って参ります。Emailアドレスをお持ちの方にはEmailにて送付させて頂きます。引き続き、郵便でのニュースレター発行をご希望の方には郵送させて頂きます。
合計 47
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【イベント】化石と聖書パネル展
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ニュースレターを発行致しました!
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特別講演会のご案内
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